(イメージ画像は、日本経済新聞より拝借させていただいております。
最終更新日:2020年2月14日)
いきなり!ステーキ、Nasdaq上場廃止へ
2019年6月14日にステーキ店「いきなり!ステーキ」を展開する株式会社ペッパーフードサービスが同日開催の取締役会において、NASDAQ GLOBAL MARKET(以下、「Nasdaq」)における米国預託証券 (以下、「ADR」)の上場廃止、及び米国証券取引委員会(以下、「SEC」)への登録廃止申請を行うことを決議しました。同社HPのプレスリリースはこちら。
ペッパーフードサービスは2018年9月に日本外食チェーンとして初めてNasdaqへ上場したところでした。
プレスリリースによれば、Nasdaq上場廃止及びSEC登録廃止申請を行う理由として、①2019年2月 14 日に発表した米国子会社運営の「いきなり!ステーキ」7店舗閉店、②NasdaqにおけるADR取引高の伸び悩み等を受け、同社の上場継続における経済的合理性が低下したことが挙げられています。
ペッパーフードサービスはNasdaq上場廃止及びSEC登録廃止後、預託銀行によるADRプログラムも終了を予定しているとのことです(東京証券取引所では引き続き上場を継続)。
(弊社の過去記事「ニューヨーク証券取引所(NYSE)およびNasdaq上場日本企業一覧」、「米国証券市場ガイド 第3回:日本企業によるNasdaq上場(その2)」についても、アップデートしておりますのでこちらもあわせてご覧ください。)
当社ではNasdaq上場をはじめとして、より大きな成長を目指すベンチャー企業を積極的にサポートして参りたいと考えております。お気軽にご連絡ください。