吉通貿易がNasdaq上場

東京生活館というドラッグストアや、化粧品や健康食品、日用雑貨などのECを展開している吉通貿易株式会社が2021年8月27日にSECに登録申請書(Form F-1)を提出し、12月23日にSEC登録が完了、2022年1月13日にNasdaqへ上場となりました。(公式HPのお知らせはこちら、吉通貿易がこれまでに提出した資料についてはこちらをご参照ください。)

2020年12月にメディロムがNasdaqにIPOしたのに続き、約1年ぶりに日本企業のNasdaq上場となりました。

吉通貿易は、同社のHPによると、PwC京都監査法人を監査法人として選任しているのですが、Form F-1をみると、監査はPwCではなく、Friedmanというアメリカの会計事務所が監査を担当していることが分かります。Friedmanは全米40位ぐらいの規模の会計事務所です。メディロムのケースではSquar Milnerというアメリカの会計事務所が監査を担当し話題となりましたが、今回も同様に日本の大手監査法人ではなく、アメリカの会計事務所が海を越えて監査を行うということとなりました。

ブックランナー(主幹事証券)はUnivest Securities(万通証券)というNYの証券会社です。名前から想像できるように中華系の証券会社で、創業者のYing Cui氏は上海交通大学卒の女性で、1993年に同社を設立したとのことです。リーガルカウンシルはHunter Taubman Fischer & Li LLCというNYの法律事務所を起用しているようです。

なお、吉通貿易は、今回のIPOで25百万ドル(約28億円)の調達を行ったとのことで、調達資金を、新規出店、フランチャイズ店の追加、ブランドマーケティング、物流センターとロジスティクスシステムの改善、および人材の獲得と維持に使用する予定とのことです。

吉通貿易の上場を受けて、「米国証券市場ガイド 第3回:日本企業によるNasdaq上場(その2)」をアップデートしましたので、そちらもあわせてご覧ください。

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